丸亀市沖の本島の屋釜海岸に今夏、イルカと触れ合える施設「本島イルカ村」が誕生する。同海岸には既にイルカ13頭を飼育する小割いけすが整備され、7月20日のオープンに向けて調教が本格化。地元では人々に癒やしと夢を与える「新たな観光の目玉に」と期待が高まっている。オープンに先立ち、6月15日には地元の子どもや関係者ら約100人を招いて開設式を行う。
イルカ村を運営するのは、水族館へのイルカの貸し出し・販売などを手掛ける南北貿易(神戸市)。同村では、イルカを飼育・調教するとともに、同社としては初めてとなる触れ合い事業を実施。地元の本島漁協と連携し、昨年7月から準備を進めてきた。
屋釜海岸の約50メートル沖合には、12メートル四方の小割いけす3基が設置されており、和歌山県太地町沖で捕獲されたバンドウイルカ9頭とカマイルカ4頭を飼育。丸亀市出身のトレーナー菅加奈さん(32)ら3人が、本島の環境や人に慣れさせるためのトレーニングを行っている。
オープン後は、有料でいけすの中のイルカに触ったり、餌やりが体験できるほか、イルカの生態について学べるプログラムなどを実施。調教が進めば、いけすの中でイルカと一緒に泳いだり、ネットで仕切った浜辺でイルカと触れ合ったりする事業も計画している。
菅さんは「本島の豊かな自然の中で、イルカと触れ合い心癒やされる空間にしたい」と意欲。イルカ村を支援している本島漁協の香川信久組合長(65)は「子どもからお年寄りまで世代を超えた多くの人が集まる集客施設として、島活性化の起爆剤になれば」と期待している。
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